ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記

1人1マップノーダメージプレイレポート

 

 

*あとがき*

 

 今回は回避吟味がすさまじく多かったので、とにかく疲れました。ただ、今回は1人1マップでノーダメージという、非常にインパクトのある条件でクリアできたので、達成感はありますね。一番のポイントであるユニット選択も、おそらくこれ以外は無理なんじゃないかというぐらいなので、ティアサガの1人1マップはこれで完全に極められたかなという感じがします。

 さて、それでは「1人1マップ」の魅力とは何でしょうか。冒頭では「いろんなユニットを使ってみたいから」とか、そんなことを書いてますが、一番の目的は、「厳しい条件をつけて、より高い戦略性を求めていく」ということにあると思います。

 普通にプレイするのも楽しいですが、この「1人1マップ」のように、世の中には隠れた遊び方がいろいろあるのではないかと思います。みなさんは子供の頃、カードゲームやボードゲームに、オリジナルルールを作って遊んだことはありませんか?身近にあるものを使って、新しい遊びを考えたことはありませんか?

 

 1人1マップだけでなく、やりこみの本質というのは、そういうところにあると思います。あるゲームに対して、自分でよりおもしろいルールを作って遊ぶということです。

 やりこみというと、低レベルやタイムアタックといったものが代表的ですが、これらについては、記録のレベルが高すぎて、個人的にはとても挑戦する気になれません。いつも「すげーなー」とか思いながら、レポートを読んでいます(笑)

 将棋に例えれば、低レベルクリアは「飛車角落ち」のようなものでしょう。 しかし、ハンデのつけ方は、他にもいろいろ考えられます。例えば「金香落ち」とか「銀桂落ち」といった感じでしょうか。「歩の行と王の行を逆にしてみる」なんていうトリッキーな遊び方もあるでしょう。

 

 このように、代表的なもの以外でも、さまざまな遊び方を考えることができます。1人1マップもそのような考え方から生まれたものであり、これが「飛車角落ち」をも上回るものなのか、それとも「香車が1枚ない」程度のものなのかは、人によって変わってくるでしょう。

 前者であれば、それにこしたことはないですし、たとえ後者であったとしても、ゲームの本質は「自分が楽しむこと」ですから、自分が満足できれば、それでいいのだと思います。

 あまり「やりこみ」という言葉に捕らわれず、自分が楽しめる遊び方、読者を楽しませられそうな遊び方をいろいろ考えてみるのも、おもしろいと思いますよ。

 

 

*もっと楽にクリアする方法*

 

 以上で「あとがき」は終了ということで、ここからは1人1マップシリーズ恒例の、同じ条件でもっと楽にクリアする方法を考えてみたいと思います。

 といっても、ユニット選択については、これ以上のものはないと思っています。初代1人1マップと比べても、ユニット選択の効率性は格段に上がっており、たぶんこのユニットでやったら、初代1人1マップの条件(ノーダメージなし)なら結構簡単にクリアできると思います。なので、これを見てちょっと自分でもやってみたいかなという方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。ただし、ノーダメージはおすすめしません(笑)

 そんなわけで、ユニットについては特に問題ないと思いますが、余ったパラメータアップアイテムと、☆記憶の杖の使い方を変えれば、もう少し楽になりそうな気もします。そこで、この2つについて、ちょっと考えてみたいと思います。

 

*記憶の杖のもっといい使い方

 まず、修理したのが「MAP20」「MAP31」「MAP32」「MAP34」の4回です(MAP20は2回使用)。そこで、以下の3つに分けて考えてみます。

1.MAP20以前

 まず、MAP6はあらかじめ手槍を2個ぐらい購入しておけば、セーブ不要なので1回減ります。あとMAP11も1回は減らせますね。なので、その分をMAP2とか、その辺の難関マップに移せば楽になると思います。他は特にないでしょう。

2.MAP21〜第3回編成

 一番変えられるのはここです。まず、ホームズ側で2回ほど余ったので、そのぶんを回せます。さらに、MAP34で修理することになったので、かなり変わってきます。あそこは修理することになったためにかなり余裕ができ、余分に 使ったので、あと3回ぐらいは減らせるでしょう。

 そしてクリアした時点でリュナン側の☆記憶の杖が5回余ってたので、この分も回せるということになります。多少は後に残すとしても、7〜8回はいけるでしょうか。これはかなり大きいです。以下の場所で使えば、だいぶ楽になるでしょう。

  ・MAP21の8ターン目あたり。

  ・MAP23の拠点攻略が半分終わったところ。

  ・MAP26の98〜99%を連続で回避するところは、精神的によくないので途中で1回増やすと楽かと。

  ・MAP29は難しいのであと1回ぐらい使っといた方が楽でしょう。

  ・モースの塔1Fは精神衛生上非常によくないので、ソルの剣取って、ある程度進んだら1回セーブした方がいいです。

こんなところですね。これでも余るので、難関MAP23はもう1回、あとMAP24のドルム戦前に使うのも手ですね。とりあえず、こうすればだいぶ楽になると思います。それでも厳しいことは厳しいですが…。

3.第3回編成以降

 ここからは特にないですね。MAP32でも修理することになったので、MAP32は毎ターンセーブで大丈夫ですが、他は特に変わらないかと。

 

*パラメータアップアイテムのもっといい使い方

 とりあえず、使ったぶんは全部必要だったと思うので、使ってない、余ったものをどこで使えばよかったかを考えてみたいと思います。余ったのはMHPプラスとLUKプラスが2つずつ、MAGプラスとSKLプラスとAGIプラスが1つずつです。では、それぞれ考えてみましょう。

1.MHPプラス

 ノーダメージなので、基本的に役に立ちません。しかし、お金もだいぶ余ったので、売るという選択肢もあまりいいとは言えない気がします。となると、誰かに使って、そのユニットに攻撃が行かないように仕向けるぐらいしか使い道はないでしょう。

 では誰に使うかと考えると、これはやはりシゲンだと思います。たぶんシゲンに2つ使っておけばMAP40で魔女がシゲンよりホームズを狙ったっぽいので、だいぶ楽になったのではないかと。それほど大きな違いはないですが、他に使いようもないので、これがベストと思われます。

2.MAGプラス

 手に入るのがMAP37なので、はっきり言って使いようがありません。MAP37でメリエルに使えば吟味がやや楽になるぐらいですね。ここしか使い道ないし、ここがベストで しょう。まぁ、そんなに違いはないですが…。

3.SKLプラス

 ここからようやく使えそうなものになります。これは手に入るのがMAP25なので、これより後でしか使えません。となると、リーに使ってMAP31でジークへの必殺率を高めるか、ハガルに使ってジュリアスへの命中率を高めるか、どちらかしかないですね。ハガルの方が成功率 が高いので、リーが正解だと思います。ジークのパラメータにもよりますが、必殺率が倍近くになるのは、かなりでかいです。

4.AGIプラス

 これはMAP14の宝物庫で取ったぶんなので、別のアイテムにするという手もありますが、他のアイテムも特に役立ちそうなものはないので、AGIプラスで進めます。これは攻速が3、回避率が6%上がるというすばらしい効果があります。とりあえず、攻速で苦しんだマップはなかったので、回避吟味がきついマップで使うのが正解でしょう。

 となると、候補はMAP23のエリシャ、MAP29のライネル、MAP34のロファールとエンテ、MAP40のリュナンとプラムあたりですね。この中では、やっぱりエリシャかロファールでしょうね。一番効果がでかいのはエリシャかな。6%の上昇でも、6回・7回となると、倍近くの確率になって返ってきます。上記のように☆記憶の杖の回数を増やしても、どうしても同一ターンに6回攻撃されるのが1回、7回攻撃されるのが1回は出てくるので、それぞれ2→4%、1→2%になるのは、ものすごく大きいです。

5.LUKプラス

 これはMAP3とMAP25で取ったぶんですが、別に必殺回避はどうでもいいので、やはり回避を上げる効果がメインとなります。なので、選び方もAGI プラスと同じですが、まずMAP25で取った方はロファールで決まりでしょう。

 一方、MAP3の方はほとんどどこでも使えるってことになるので、迷うところですが、やっぱりエリシャかロファールかなぁ。MAP10のケイトなんかもよさそうですが、あまり回避上げすぎるとケイトに向かってこなくて失敗なんてこともあるので、やめておいた方がいいかもしれませんね。

 

…と、こんな感じで、下の3つは使えば、多少楽になると思います。特にMAP23とMAP34は全体でも屈指の難関マップなので、少しでも難易度下げたいですからね。

 で、次はいつも「このデータで対戦デッキを作ると?」というのをやっているんですが、どうせまともなものにならないのでやめときます(笑)

 

 

* ユニットの選び方について*

 

 最後に、1人1マップの最大のポイントである、ユニットをどうやって選んだかということについて書きたいと思います。一応、それぞれのマップのレポートで「ユニットを選んだ理由」というのを書いてますが、 もちろんマップ1から順番に決めているわけではありません。特に難関と思われるマップから詰めていったり、ここは絶対このユニットだろうというようなことを考えて、全体的な視点で決めてます。

 このレポートをご覧になってる方も、そこが一番気になるところじゃないかと思うので、どういう順番で決めていったかというようなことも交えて、書いてみたいと思います。だいぶ長くなってしまいますが、よかったら最後までお付き合いください。使用ユニット一覧と照らし合わせながら見てもらえると、わかりやすいかと思います。

 

1.第1回編成〜第2回編成のリュナン軍を乗り切る戦術

 まず、これまでは基本的にラストから考えていたんですが、今回は最大の難関を第1回編成〜第2回編成のリュナン軍と判断。理由はなんといっても、☆記憶の杖が使えないからです。ここは唯一途中セーブなしで乗り切らなければいけない区間なため、どうやってここを途中セーブなしでノーダメージ攻略できるようにするかを考えるのが最初の命題でした。

 で、実際どうするか考えてみると、まず最難関と思われるマップ9は、どう考えてもジーク以外無理なので決定。次にマップ18はまともにモンスターの相手をするのは無理なので、MS-06さんの攻略に習ってラフィンでマホバ速攻撃破の戦略に決定。マップ17は「真」のレポートなども見ながら考えたところ、レニーでなんとかなると判断し、他に使えるマップもないレニーを使うことに。

 ここまではすんなり決まったんですが、問題はマップ10とマップ19です。このうち、マップ10はいくつかパターンが考えられたので、まず決めたのはマップ19。ここは当初ヴェガの☆シュラムを考えていましたが、ガーゴイルに1回でも必殺出されたら終わりというのが厳しく、計算してみたところ絶望的な数字が出てきたので、断念。MS-06さんの攻略に習って2ターンでクリアする戦法に切り替え、その結果ミンツ以外無理という結果になりました。これで残りはマップ10ですが、ここはひとまず保留に。

 

2.マップ20で☆記憶の杖を取るための戦術

 こんな感じで、とりあえずこの難関は突破できそうだということになりましたが、もう1つ絶対条件としてあるのが、マップ20で☆記憶の杖を取らないといけないということです。これまでの1人1マップシリーズでは取っていなかったので、基本的な戦術から変えざるを得ませんでした。

 これについては、マップ20のところで書いた通りですね。ガーゴイルをすぐ倒せるだけの攻撃力を持つヴェガと、カトリが攻撃されないのは無理なのでカトリ、という戦法です。

 

3.☆記憶の杖の修理と難関マップの戦術

 次に考えるのは、やはり難関マップだらけの第3回編成以降です。 ここで、まず決まったのはマップ34のロファール・エンテ、35のハガル・リーリエ、37のメリエル・メル。どのマップもこれ以外は考えられなかったので、すんなり決まりました。

 次に、今回はシエラをリュナン軍で使うのは不可能なため、ケイト救出はマップ38で、ここにシエラが決定。ヨーダの使いどころがないので、マップ39はヨーダで決定となりました。

 この5マップはいずれもこれまでの1人1マップシリーズでやったユニットなので、ノーダメージという条件さえ乗り切れれば、確実にクリアできることはわかっていました。で、ノーダメージというのも☆記憶の杖を使えばなんとかなる範囲内だし、これ以外のユニットではどうしようもないので、決定。

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 これで残ったのが封印の橋とマップ31、32、33、36、40ですが、ここを考えるより先に、☆記憶の杖の修理をどこでやるかが重要と判断 。まず杖が使えるユニットを考えると、これはエンテ・リー・プラム・メル・カトリ・リーリエ・リベカ・レネの8人です。

 ここで、マップ20までに使い切るのは明らかなので、第2回編成以降で2本使うためには、第2回編成までに1回修理しないといけません。すると、リベカとレネは未加入のため無理です。また、エンテ・メル・リーリエは第3回編成以降で使うことが決定してるので、残りはリー・プラム・カトリの3人です。

 しかし、杖ユニットといっても、武器レベルが14なければいけないので、届きそうなのはリーぐらいしかいません。そのため、マップ23でリーを使う方法を考えました。

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 ということで、マップ23はリーに決定したので、再び第3回編成以降の戦略を考えることに。ここで、最初に考えたのはマップ31。ここはこれまでの1人1マップシリーズではラフィンかナルサスのDナイトで山を利用して、敵がホームズたちのところに着く前にルナでジークを倒して速攻クリアというパターンだったんですが、今回はシエラを仲間にしないといけないため、他の敵も倒さないといけません。

 しかし、正直言ってここの敵は相当に強く、またピラム装備が多いので、こちらも直間両用武器がないときついです。さらに、6ターン以降魔女を含む増援が出てきて大変なことになるので、あまりのんびりしてるわけにもいきません。この時点で、ライネル・エリシャ・リシュエルに絞られます。しかし、ジークは癒しのしずくを持っており、一撃で倒せる攻撃力がほしいところなので、結局リシュエルをクラスチェンジさせてゴッドアハンドという戦法しかありません。

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 となると、マップ25をリシュエル以外のユニットで攻略しないといけないことになりますが、これがとてつもなく厳しいです。攻撃力的に可能なのがエリシャしかいないので、エリシャに決まるんですが、それはつまりコンドル隊の攻撃を全部避けなきゃいけないということになります。エリシャの回避は☆ブレンサンダ装備で11。辺境の戦士で21、サーシャとランのてかがみを使って31です。対するコンドル隊の命中はシモンが105、マルコが99、残り3人が102となっており、回避31なら、敵の命中は70%近くになります。しかし、コンドル隊には互いに10%の支援効果があり、3人いたら100%で絶対避けられません。

 なので、うまくおびき出さないといけないんですが、先頭にいる敵が最後の方に動いたら、絶対不可能なんですよね。というのは、おびき出す上で、先頭の敵を含まないのは不可能ですが、もしこの敵が5番目に動いたら、既に支援範囲に他の4人が入ってるってことになるからです。それで、これまでのレポートを見て考えたんですが、どうも先頭の敵ってのが4番目に動くトマスっぽいんですよね。

 なので、このままの戦略では無理ということで、5人まとめておびき出すとか方法はあるんですが、5人同時に30%吟味すると成功率0.25%とかいう素敵な数字が出てくるので(笑)、これはあくまで最終手段ということにしました。そもそもサーシャをマップ27で使いたいというのはこの時点であったので、これだとその構想も崩れるし、使わなきゃもっと難易度が上がるのは目に見えてるので、とりあえずユニット選択の変更を考えることにしました。

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 そうすると、まずマップ25は当然リシュエルということになります。となると、マップ31はリシュエル以外となりますが、リーならできそうです。ということは、マップ23を変更することになりますが、ここはエリシャなら難易度は変わりません。結局この3マップの間でユニットを入れ替えるだけで済むので、☆記憶の杖修理の問題さえ処理できれば、これで行けることになります。

 そこで考えてみたところ、突然思い浮かんだのが、マップ20でカトリに修理させてしまう案です。リーをマップ31に持っていったということはマップ31でも修理できるということで、ここはちょうどこの辺で修理したいというポイントでしたから、まさにクリーンヒットでした。

 これについてはレポート本編で書いた通りですが、これを思いついたのがクリアにつながったといっても過言ではないほどの、ターニングポイントとなる戦略でした。これで、初めてこれはうまくやればクリアできるかな?という期待が沸いてきました。

 

4.第2回編成以降の戦術

 ここからは、順番とか関係なく、次々埋まっていきました。まずマップ32は魔女封印のため飛行ユニットでないとダメで、さらにマップ31では飛行ユニット使わなかったので、このままだとナルサスの使いどころがなく、またフラウなどPナイト陣では戦力的に物足りないので、ナルサスで即決。

 さらに飛行ユニットだと圧倒的に楽できるマップ24とマップ27については、楽なマップ27はサーシャ、24はマーテルは先に使いどころがありそうなので、フラウで決定。

 マップ26はザカリア以外考えられず、マップ28はビルフォードの戦略がいい感じだったし、これ以外では難しそうだったので、ビルで決まり。マップ29はパイク戦で攻撃力が求められるので、ライネルの必殺ピラム。マップ30は☆マインスターなしとなればシロウしかありません。

 そしてマップ33はソルの剣と高い回避があればなんとかなりそうだったのでWLVプラスを想定してバドを、封印の橋(2)はソルの剣さえあればどうにでもなりそうだったので、他に使いどころもないシャロンを指名。

 あとモースの塔1Fでソルを取るために1人必要だと思っていましたが(実際は不要だったので使わず)、ただ避けるだけでいいので、とりあえず誰かというのは保留。

−−−

 ということで、これで第2回編成以降で残ってるのはマップ36と40だけ。なので、ここを考えますが、まず加入マップからヴェーヌとリィナは 決まり。さらにマップ40用にレネかプラムが必要で、またこの時点ではバドにWLVプラスを使う戦術だったので、マップ34でエンテに2つ使って☆記憶の杖を修理するという考えはなく、マップ36で修理する予定でした。なので、とりあえずレネとプラムを両方残しておくことにしました。

 つまり、この2マップをヴェーヌ・リィナ・レネ・プラムの4人で割り振るということです。このうち、マップ36をレネの場合、攻撃面は☆破邪の杖で十分なので、もう1人はリィナ。逆にプラムの場合、攻撃力が必要なので、ヴェーヌと考えていました。つまりレネ・リィナとヴェーヌ・プラムの2チームに分けて、どっちを担当させるか考えていたわけです。

 つまり、どっちかがマップ40ということになるんですが、今考えると、なんと甘い考えだったんだろうと思います(^^; レネ・リィナだったら☆破邪の杖は使えますが、杖ユニットが1人しかいないため、消した後にセーブできないから、4ターン目のガーゼルブレス&魔女の地獄を毎回3ターン目からやることになります。無理です。

 逆にヴェーヌ・プラムだったらどうかというと、とにかくオープスを倒すのが大変です。アフリードをガーゼル前の階段にワープさせて反撃で倒していくんですが、ウインドでは一撃で倒せないので、先にアイテムを受け取りにいかないといけません。よって4ターン目は無理。続いて5ターン目はガーゼルブレスとアースクエイクを同時吟味なんてのは無理なので、カルラを攻撃するしかありません。よってオープスを倒すのは6ターン目となり、ティーエがガーゼルブレスから脱出できるのは8ターン目です。つまり、7ターン目までは毎ターン食らい続けることになります。さらに魔女封印も遅れていくことになります。これは厳しすぎます。

 という感じで、どうも当初考えていた戦略は無理だったみたいです。これがうまい方向に運んだのは、マップ26をザカリアでクリアできなかったこと。これでマップ33のバドと入れ替えになって、WLVプラスが1つ余り、その結果マップ34でエンテが修理できるようになって、マップ36で杖ユニットを使う必要がなくなったという わけです。誤算もたまには役に立つものです(笑)

 ちなみにマップ36でプラムに修理させるという案は 、そもそも武器レベル不足で無理なんじゃないの?というのがあると思いますが、これは拠点訪問前に敵を全滅させた後に、踊りまくってレベル30にしようと思ってました。成長率20%に対して29回中8回上げないといけないので、期待値通りでは無理なんですが、不可能というほどではないかなと。

 ちょっと脱線してしまいましたが、まぁマップ36と40はこんな風に考えていました。実際も組み合わせが変わっただけで、この4人というのは変わってないので、だいたいは戦略通りといえるでしょう。

 

5.第2回編成以前の戦術

 とにもかくにも、これで第2回編成以降がモースの塔1F以外埋まったので、続いてそれより前を考えることになります。いい加減長くなってきたので、ここからは早足で行きます。

 まず明らかに決まるところから。マップ11サムソン、マップ13クリシーヌ、マップ22レオンハートは言うまでもなし。マップ2はジュリア以外無理なので決まり。マップ12もアトロムノーダメージのためにはロジャー を使うしかないので、即決定。

 またラケル1人でクリアできるマップはリグリア砦、エリアル山、21、封印の橋(1)、モース1Fぐらいしかないですが、ラケルの戦闘力はぜひ生かしたいところなので、この中で圧倒的に難しい封印の橋(1)をラケルで。

 次に二択系。マップ3は直間武器で追撃出したいのでバーツかガロ、マップ7はハンマー使いたいので、やはりバーツかガロ。都合よくマップ3はバーツ、マップ7はガロの方が有利なので、これで決定。次にマップ13はマルジュかシゲンしかなく、逆にマップ11もシゲンかマルジュでないとサムソン救出が限りなく難しいので、どちらにするかは 後回しとして、とりあえずこの2つはこの2人で決まり。

 続いて、エリアル山は一番簡単なので、一番使いづらいユニットということで、エステルに決定。攻撃力もないし、マンゴーシュが装備できないので、ユニとかより使いづらいだろうということで。

 そして、マップ21とモースの塔1Fは両方とも避けるだけのマップなので、マンゴーシュが装備できて微妙に回避率あるけど、戦闘力としては使えないメルヘンとユニ。どっちでもいいけど、メルヘンはカトリの支援があるうちに使った方がいいし、ユニを残しておいた方が何かとよさそうなので、21をメルヘン、モースをユニで。

−−−

 ここで、マップ5、15、エリアル洞窟南北、モースの塔2〜5Fは当然ユニットなしで行くので、残るマップは1、4、6、8、10、14、16、リグリア砦の8マップ。一方、残ってるユニットはクライス・アーキス・ケイト・マーテル・ノートン・トムス・ゼノ・サンの8人。よって、全部1人でクリアでき、かつ記憶の杖の使用回数が最も少なくて済む組み合わせがベストということになります。

 まず、マップ1はアーキスは無理、またケイトはしばらく友軍状態でがんばってもらわないといけないので、クライスで決定。となると、マップ4は男性ユニットじゃないといけないのでアーキスしかいません。ここはアーキスでもできる簡単なマップなので、ちょうど都合がいいです。

 続いてサンは加入マップからマップ16かリグリア砦しかないですが、リグリアだとアークオーガ以外は全部エリアル兵が倒してくれるとはいえ、壁を作らないといけないから攻撃は食らうし、全部避けなきゃいけないというのはなかなか難しく、さらにアークオーガ戦で手槍を使うために武器レベル吟味も必要なので、☆記憶の杖が数回必要になってしまいます。これはかなり痛いので、サンはマップ16に。ピラムを必殺化しないといけないし、槍を使えるサンはちょうどいいです。

 これで残りは6、8、10、14、リグリア砦。ユニットはケイト、マーテル、ノートン、ゼノ、トムス。この中で、やはり一番問題なのは、途中セーブできないマップ10です。ここは当初ノートンで弾く戦法を考えていましたが、それだとレニーが仲間にできないということで、ケイトの必殺&回避に賭けることに。計算してみたところ、なんとか行ける確率だったので、これで決定。となるとマップ6はマーテルしかありませんが、ここはマーテルならヒット&アウェイでうまくできるので、都合がよく、決定。

 残りの3人、リグリアはアークオーガ戦で間接攻撃できないとダメなのでトムス。向かってくるモンスターの攻撃は全部弾けるので、適任です。そしてゼノとノートンで8と14となれば、移動力が求められる8をゼノ、耐久力が必要な14をノートンの方がいいのは明らか。マップ8はゼノなら余裕だし、マップ14もノートンなら大丈夫そうです。

 

 というわけで、すべて決まりました。実際はもっとおおざっぱなところもありますが、だいたいこんな感じになってますということで。微妙なところは、実際やってみてから判断ということもありますね。

 今回はさすがに誤算が許されない状況だったので、かなり慎重に考えてはいましたが、やっぱりどこかに誤算っていうのはあるものです。今回みたいに、その誤算によってクリアまでこぎつけたということもあるので、そういうのはおもしろいところではありますね(笑)

 以上で、この「1人1マップノーダメージプレイレポート」は、完結です。またこういうことをやるかどうかはわかりませんが、とりあえずティアサガの1人1マップシリーズは極めたと思っているので、これで最後になるでしょう。相変わらず進歩のない、やたら長いレポートになってしまいましたが、読んでくれたみなさま、どうもありがとうございました。では!

 

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